部屋に
カインさんが久しぶりにやってきた。
話を聞いているとミッションはほとんど野良しかやらないというので
それならばとこの日、新規配信された「旧跡の死闘」に誘ってみた。
「新規ミッションのSをやらないか?」パシリのエントリー基板を
のぞいたら
ダンボール肉まんの文字が見えたと黒い噂が絶えない
リズさんに連絡を取るも「S2をやりたい」と
日中友好条約は
一方的に破棄された。
おかげで片っ端から接続している友人に打診する羽目になり、
互いに面識のない人たちばかりのPTが結成された…。
(今回、写真と本文はあんまり関係がありません。)
シルフィード一族の末裔であるカインさんが血相を変えて部屋に飛び込んできた。「大変だ、Winさん!私以外にシルフィードを騙る連中がいるんだ!」「あのメガネだな!」勇者には心当たりがあった(C)SEGAところでカインさんといえば”彼”の事を思い出さずにはいられない。
彼は今頃、どうしているだろうか…。
それは今年の4月ごろのことだった。
正統シルフィード軍として決起した我々の元に有志たちが集う。「くら!」”セーラー戦士”チャチャさんの同士として知られる天女さんが思わずうめく。暗雲立ち込めるこの世界に光を取り戻せるのはいつの日か(C)SEGAいつものようにパトカを眺めていたらカインさんとあのアデちゃんが
紅ミッションで同じ乱入部屋にいることが判明。
退屈がてらに自分も参加してみた。
「日本人です!」知人が二人いる上、”JP ONLY”と部屋名にあった
のでそのように元気よく挨拶した私を待っていたのは
部屋主っぽい高レベル黒キャスト君の冷たい視線だった。
真実を見抜く力をもつ伝説のダブルアギトは何処へ。シルフィードを名乗っていいのは我々だけだ。ちなみにWユウナは実質解散状態(C)SEGAまるで少女漫画から抜け出したかのようなさわやかな笑みを
浮かべる半裸の勇者が注目を浴びることに嫉妬したのだろう。
黒キャスト君は「変態か」とへそを曲げる。
その後、「こんな適当なやつ」と憎まれ口をたたかれながらも
私は献身的にPTに貢献。
意に介さずメンバーと歓談する私を目の当たりにして
黒キャスト君はいたたまれなくなったのかその周でPTを抜けた。
クリスタルに手を触れると予期せぬ場所へと我々は転送された。「隊長!」不測の事態に理澄さんが浮き足立つ。「考えるな、感じるんだ!」勇者はばつが悪そうにシティに単身戻り再度タクシーに乗った(C)SEGAそれから数日後、またも紅ミッションで黒キャスト君と遭遇した。
S2にも参加できるだろうに、前回と同じくなぜかSランク。
こちらのことを覚えていないようなのでこれ幸いとばかりに
彼のことをじっくりと観察させてもらうことにした。
真シルフィードに月さんも身を投じる。”全身レンジャー”の勇者がFTというだけで事態の重大性が画面全体から感じられる。「ボーっとしてると回復するよ」満身創痍の勇者を気遣うかけがえのない仲間たち。その言葉はいつもひょうきんな理澄さんだけに胸に突き刺さる(C)SEGA「よろしくお願いします」黒キャスト君の何の変哲もない
ありふれた挨拶を皮切りに戦いの火蓋は切って落とされた。
開始数分後に事件は起きた。
ゴヴァーラの群れに意を決して突入した前衛二人に対して
戦闘終了後、彼はこのように凛然と言い放った。
「あ〜と一言言わせてくれ」
「自分で責任取れない行動はするなよ?」
傷つき、その痛みにより敵の卑劣な幻覚から脱出する理澄さん。シルフィード首領は学生時代、木に変身する術を会得したらしい(C)SEGA呆気に取られたままの我々を置き去りにしつつ言葉を継ぐ彼氏。
「スケド捨てる勇気があるなら」
「突っ込め」
「そのときの君は輝いている」そのとき、私は
誰よりも黒キャスト君が輝いて見えた。
そして彼がなぜランクの低いミッションでとどまり続けるかが
痛いほど伝わってしまった…。
.... 続きを読む テーマ:ファンタシースターユニバース - ジャンル:オンラインゲーム