暇になったので自称
スーパースターをうそぶく同僚の仕事を
手伝いに行ったときのことである。
身振り手振りを交えて熱心に仕事の段取りを説明するさまが
あまりに滑稽だったのでその一部分を切り取って形態模写をしてみた。
ひじを垂直に曲げピンと外側に向けた人差し指は耳の高さ、
自分なりにアレンジを加え目線は右斜め上45度、
下半身はがに股気味にしてみた。
もちろん目は笑っていない。
「人が真剣に仕事の説明しとんのに何やっとんじゃぁ!」頭から湯気を立てたスーパースターから鋭いミドルキックを
わき腹に食らい私は苦悶の表情を浮かべた。
こんな時私はどうすればいいのか分らない…。
そんなスーパースターとも別れの時がきた。
私が以前の現場へと”転勤”するからである。
沈痛な面持ちのスーパースターの肩に手を乗せ「がんばれよ」と
温かいまなざしを向ける私に対し、
「お前が一番がんばれ!」と目を吊り上げる彼氏。
もっともである…。
送別会でスーパースターは転職を検討していることを私に吐露した。
この現場では仕事には恵まれなかったが友人には恵まれたと回顧する。
留守中に、最近めっきり見かけなくなった
ニセユウナさんから
メールが届いていた。
(C)SEGA
(C)SEGAモンハンといえば山賊団の頭領として石斧片手に蛮行の限りを尽くした
リズさんの出自として有名だ
(その後、私と出会って改心)。そんなところにスケベのニセユウナさんが何をしに行くというの
だろうか。
不快感を隠せないながらも当たり障りのないその労を多とする
返事を書いて送った。
これでいいのだろうか。
その日の晩は心にもやもやとしたものが残り
大好きなグラビアアイドルのDVDを見ても気分は晴れなかった。
翌日、山賊団とのミッション準備中にニセユウナさんからの
返信が届いた。
(C)SEGA
(C)SEGA
(C)SEGA私は思い切ってニセユウナさんの部屋に出向いて
直談判することにした。
もちろん引き止めるためだ。
部屋には既に
Jと
ネフェルさんがいた。
気持ちは皆同じだった。
特にJはニセユウナさんの相方的存在だと認識していただけに
胸をなでおろす。
(C)SEGAそのJからもらったオレンジのビキニをまとったニセユウナさんだが
二人の説得で心変わりしつつあるらしい。
それは決して恥ずかしいことではない。
年長である私がニセユウナさんの翻意を促すことに期待が高まる。
しかし、
こんな時私はどうすればいいのか分らない…。
(C)SEGA私は意を決したかのように重い口を開いた。
ネフェルさんは静かに目を瞑り天を仰ぐ。
「ちとホロリときた」
時は流れる…
.... 続きを読む テーマ:ファンタシースターユニバース - ジャンル:オンラインゲーム