救助袋というものをご存知だろうか。
高層建築物が火事になった時に使う布製筒状の避難用具で、
中をすべって地上に脱出するアレである。
↓コレ
またも無断転載この日は仕事でこれの点検を行った。
今の現場はシフト制でトラブルがほとんどないため
月間スケジュールで割り当てられた作業を当直の者が遂行するだけ。
ゆえに幸か不幸かウンヶ月も当たらない作業があったりする。
復帰前も含めてこれまで救助袋の点検はやったことがないので
土建屋のオヤジ風主任と先輩方が作業するのを神妙な態度で
見学していた。
5階ベランダから見下ろすと地面はコンクリート、
20mはあるだろうか…こんなところから落ちたら即死である。
折りたたまれた救助袋を地上の人にぶつけないように下ろしたのを
確認してから主任が私のほうを振り返りアゴで指し示した。
「降りろ」この日の気温は36度、盆休みを利用して海やプールに出かけている
人も多いだろう。
最近のプールはウォーターパークなどと称して波の出るプールや
ウォータースライダーなどが常設されているところもあるらしい。
当然、無断転載水着の女の子とウォータースライダー、楽しいだろうなぁ。
けど今、私の前にあるのは
↑コレタオルを肩にかけ汗でTシャツが貼り付いた主任と
屈強な先輩たちと垂直式救助袋。
ザ・ミッション 非情の上下関係。全身から暑さから来るものではないイヤな汗が噴き出すのを感じた。
そんな私の唯一の楽しみは高校時代から購読し続ける
某スポーツ新聞を電車内で読むことである。
その日も紙面に目をやるとそこにはPSUにて見覚えのある名前と
同姓同名の方の引退記事があった…。
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